レーザーによる虫歯予防
みなさん、歯科用レーザーで虫歯予防が出来ることをご存知でしょうか?
レーザーによって虫歯を予防できることが最近の研究でわかってきました。
レーザーを照射することにより歯の耐酸性が飛躍的に向上し、虫歯になりにくくなるのです。
虫歯になりやすい所に集中してレーザーを照射し、歯の表面を処理します。→1本¥5,500(税込)
虫歯になりやすいところは?
この3箇所は特に歯垢が付き易く、取れにくい場所になっています。
「レーザーによる虫歯予防」では、この3箇所を中心にレーザーを照射していきます。
こんな歯には特にお勧めの予防法です!
こうした歯にレーザーとフッ素であらかじめ虫歯になりにくい歯にしておくことは、将来虫歯になる危険性を大幅に減らすことができます。
フッ素とは?
フッ素は、毎日の食事を通して私たちのカラダに摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、歯質の強化する効果が最も高いことから、世界各国でムシ歯予防に利用されています。
ムシ歯菌の及ぼす影響
新しい歯は、エナメル質の液晶体に不安定な成分が混ざっています。
(図-1)ムシ歯菌の出す酸は、この不安定な部分から歯を溶かしていこうとします。(図 -2)
フッ素はメナメル質を強化し、溶けにくい強い歯をつくります
フッ素はエナメル質表面の成分と入れ替わり、安定した結晶構造へとつくりかえます。
(図-3)このことにより、エナメル質表面の結晶は元の状態よりも、ムシ歯菌の出す酸に溶けにくい強い歯にかわります。(図-4)
フッ素でムシ歯菌の活動を抑制
ムシ歯の初期段階には脱灰部分が白い斑点として現われますが、この場合にフッ素があれば再石灰化が促進され脱灰部分の修復が行われます。
また、フッ素自身がムシ歯菌に対して抗菌力をもっているので、ムシ歯菌の活動も抑制します。
フッ素で虫歯のない健康な歯へ
フッ素は歯科医院で塗布できます
フッ素塗布に関する注意点
- フッ素を塗布した後は、30分間飲食を控えて下さい。
- フッ素を塗れば100%虫歯にならない、というものではありません。
- フッ素を塗布しても歯磨きや食生活に気を配らないと虫歯になってしまいます。
- フッ素は即効性はなく、繰り返し塗布することで効果が現れます。